高幡不動ござれ市でフチクルザキを買いました。

 東北関東大震災の追い討ちをかけるように、東京在住の大学の友人がくも膜下出血で倒れ、そのまま亡くなってしまいました。H市議会議員立候補直前のことでした。20日(日)本葬、市長をはじめ、とても多くの人達に見送られ逝きました。送った後、午後の帰り道に20号線を少し上った高幡不動の骨董市に立ち寄り、気分転換を図りました。高幡不動は日本一と言われる平安時代の丈六不動三尊が鎮座する、私の好きなパワースポットの一つです。
⇒この五重塔ですが、管守の説法によると、あの震災で塔のてっぺんから「珠」が落下してしまったそうで、取り付けには足場の組み立てから始めて、時間とかなりの費用がかかるそうです。
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 「よッ、どうしたの?」と声をかけられたのは、富岡にも出店している長野の御柱さん(仮称)。「いや、法事でね・・。」と話ながら店を覗くと、褐釉がほどよく掛かった小壺が目に入りました。「知ってる?○○○○と呼ぶ沖縄の壺だよ。」(ごめんなさい忘れました。フチクルでしたか?)「沖縄で葬送の際に泡盛を入れた副葬品さ。冥土の途中で咽喉が渇かないようにって埋納したものサ。安くするヨ」と、言われるがままに購入しました。心の弱った、今の私にはタイムリー過ぎです。当選の美酒を互いに酌み交わすことなく逝った、道の途中のSさんに届けてあげたいと思います。
 本品、沖縄でフチクルザキ(懐酒)と呼ばれる副葬品の小壺タイプと思われます。器外面口縁部から胴部、器内面口縁部に飴釉に近い褐釉、底部底面が回転糸切り痕。口径2.4cm、器高4.1cm、底径3.7cm、胴部最大幅4.9cmです。泡盛は14世紀後半から15世紀にタイから琉球へ伝えられたと言われますので、本品も15~18世紀頃と見られます。釉薬の技法は、中国、あるいは薩摩の感じにも似ています。シィー・サッチャナーライ?いや、考え過ぎですね。
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この記事へのコメント

  • nazonazo

    志半ばにしてってよく言いますが、期待していた友人とかが急に逝去してしまうのってやるせないモノがありますね!?

    さて、この小壷、シーサッチャに似てますね。ちゃんと轆轤で作って、糸切りが綺麗!ただ、シーサッチャと違うのは、呑み口の返しがあるってことでしょうか? やはりお酒を呑むって言うことだからなんでしょうね!? 
    2011年03月24日 07:44
  • ぷらわっさ

    nazonazo 様
    コメントありがとうございました。
    先日もう一人、知人がくも膜下出血で他界しました。会議中のことだったそうです。何だろ~私らの世代は・・。やさしい世代と言われておりますので、ストレスを溜め込んでしまうのかなぁ・・。小壺のご教示ありがとうございました。アユタヤの川揚がりで素焼きものを沢山みますが、共通性あるのかもしれません。シィー・サッチャナーライだったら、かなりお上品ですね。
    2011年03月28日 00:46
  • ぷらわっさ

    mikomai 様
    気持玉、ありがとうございました。
    2011年03月28日 00:48

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