韓国陶磁器の旅ヱの7 ー康津郡大口面陶窯址群踏査のⅡー

車は山間部の水田や畑に繋がる山道を下っていきます。現況の地形を水田や畑に開墾し、その時に現れたであろう窯址の残存を実見できたので、『海まで青磁片が確認できる』と言う言葉を信じ、今後採集の期待は高まりました。
⇒タンジョン堤を下り、細い支谷をつぶさに入り込みますが、夏草に覆われて思う様に踏査が出来ません。
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⇒タンジョン堤を500m程下った龍門川右岸山麓緩斜地の唐辛子畑で、陶枕に続き青磁器片を発見!nazonazoさんによると、象嵌青磁片が多く見られるとのことでした。
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⇒お昼タイムです。国道23号線沿いの、いわゆる定食屋風のお店を見つけて入り、手打ちジャージャー麺を注文。これがまた絶品!私の韓国好料理十品に入りました。
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⇒午後は地方道819号線南側の、ダッチ橋から龍門川に沿った流域を中心に踏査を進める事にしました。大口面扇状地からタンジョン堤方向の谷津を望む。
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⇒一面に広がる水田。本当にあるのか?と、最近敷設れたとみられる農道を目を凝らして車を走らせると、土手脇に青磁片が散乱していました。更に畦に積み上げられた窯の構築材と思われる場所に降りてみると、ピンポン!それは近年、窯燃焼部を土手斜面に切り崩したと思われる窯址で、高麗時代の中・後期を中心とした青磁片が散乱していました。
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※正直なところ、モノの本によると、窯の構築材が積み上げられた岩場や田んぼには、百歩蛇(韓国にどうして?)だのマムシだのの毒蛇がいるらしい・・とのことで、かなり気合をいれてあぜ道を歩ましたが、幸いニョロニョロは姿を見ませんでした。窯場に近づけさせないための方便か?でも蛇が住みやすい場所であるのは事実。
⇒それにしても窯址探しは難しいです。その答えは、康津青磁博物館から少し登った場所に現状保存されている窯址群(おそらく金沙里古窯址群)からそれを知ることができます。はっきり言って山麓に起伏が見える程度で、これに木々や草が覆うとやはり探し難くなります。それ故、地表に現れた僅かな構築材・窯具・青磁片が手ががりとなる訳です。
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※車で海辺まで下りてみましたが、残念ながら窯址や青磁片の痕跡を掴むことは出来ませんでした。
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